旅2-2

2日目の午後です。

さ〜豊島に到着です。

見渡す限りの絶景です。

この美しい島々の自然、人々がつくりあげた棚田という環境において、西沢立衛という建築家が、何を造り何を表現したのか・・・生意気ですが、さ〜いっちょ見てまいりやすか。

ヤ。ヤバイです。
すでに多くの書籍で、その内容やコンセプトは予習済みですが、
実物は、黙っていても伝わってきました。
簡単に伝わってきたとか、作業過程が分かるよなどと言う事が、恐れ多いほどの感動がありました。
過去、色々な建築をみてきた自分にとって、これほど心を揺さぶる建築はありませんでした。

この建築とコラボレーションをしたアーティスト内藤礼さんの作品が、またスゴイ。
これほど、感動をしたアート作品は、過去ありません。

こんなに遅く見に行って、すみません。
そして、こんな作品を世に造ってくれて感謝です。


当然、内部は撮影禁止ですので自分で見に行ってください。

※中ではお静かに。
※穴の下にズカズカ入らない。
※水を見てもフーフーしない。

分かる方にしか分からない冗談ですが、
川本あ。川本い。は、さんざん注意されました。

そんな傍らで川本ま。は、なんとアート作品である水を、こっそり踏んでいました。
足跡が残らないように、足を日向に出して乾かしていました。



大草原や森林の中にいれば、自然を感じることは出来ます。
しかし、一度閉ざされた空間だからこそ、感じれる自然がありました。
その中に、ひっそり表現された水や風は、普段すぐ近くにあり、知っているものだからこそ、より深い感動がありました。

まだ、行かれていない建築家は、行って下さい。
え!も〜行ってる・・・と聞こえてきそうですが。

自分たちの建築にどう影響をするか分かりませんが、間違いなく心に残りました。


他も色々見ましたが、写真のみ。

よく分からんアートを語るのは、アーティストに失礼ですので。


川本あ。+川本ま。