建築の意識

建築だけでなく、あらゆる事柄がスペックを数値化して、安全とか便利とかという概念を植え付けられて生きているけれど・・・・・

本当にそれが正しいのだろうか?

本当にそれが大事なんだろうか?

すでに慣れ親しんでしまってるのだろうか?

かえって、難しい世の中だな〜〜〜。
ワタシには目の前の表示なんかより、もっと大事なものがあるような気がします。


それは、
建築という仕事に携わって、建築とは何ぞや???
みたいなことを常に自問自答してきたけれど、ワタシの仕事って
―建物をつくる―
という単なる作業では決してなくて、身の回りのモノやコトをきっかけに、どうすれば建築を通じて人や街や地域や社会がより良くなるのか・・・ということを立ち止まって考え、多くの人が関わる建築だからこそ、自ら持つ考えを伝えることが義務なのかなと。そして、建築に携わる建築家として表現していかなければと。

そう思って建築を意識しています。


だからこそ、人の意識を活性化するための導きが少しでもできて、人の意識が前向きな方向性を向いていけるのであれば、そんな規格化された便利という名の難しさはあえて必要ないだろう、もっともっと些細なことに目を向けて根源的なことを見つめ直すきっかけを生み出すことの方が大事なんじゃないかと思っちゃいます。

惑わされないで、身近なことや自らの意識を大事にして欲しいと思うのです。




って物思いにふけっているよう?!に聞こえるかもだけど・・・

そんなことないよ(笑)!


川本ま。