PLAN

PLANをしていると、ま〜いろいろ悩む。

悩むことはいつも大体同じ。

大切なのは建築でなく、人の暮らし。

人の暮らしが豊かになる建築を考えたい。

と〜ぜん毎日晴れの気分ってわけでもなく、曇りや雨の気分だってあるから、

多様なシーンが描けるほうが良い。

でも、まずは人の暮らしが豊かに感じるシーンが軸になる。

では、どんな状態だと豊かと思うのか。

それが、人それぞれであるが、自分が思う豊かとは・・・これも大体決まってる。

「環境と建築が混在する状態」

そのために、自然と建築の境界をあいまいにしていく手法を日々悩んでいる。

自然と建築の境界があいまいになると、面白いのが人と人の境界もあいまいになる。

人と人の境界があいまいになると、建築と街の境界があいまいになる。

そ〜すると、いろんなシーンが描ける。

しかし、それはあくまで人に関することは想像でしかないので、

まずは、自分たちにできる、自然と建築の境界を考える・・・ことになる。

この手法が、ま〜ま〜悩む。

光なのか開口なのか・・・マニュアルもないし、学校でも教えてくれない。


ちょっと話はずれるが、

人にとっての、「うち」と「そと」の関係に似ている。

「うち」とは、どこを示し、どこから「そと」と感じるのか?

部屋、家、街、都市、日本、世界、宇宙・・・

人は勝手ながら、どこかの「うち」にこもっている。

この境界をはずせたら、多くの出会いがあり、多くの可能性を感じる。


ま〜だいぶ脱線してきて、収拾が難しそうなので・・・

言いたいことは、

人の暮らしが豊かに感じれば、良い建築だし、

良い建築であれば人の暮らしが豊かになると信じているから、

ま〜一生懸命悩むしかない。

そ〜なんです。

わたくしPLANを悩んでいるんです。


川本あ。