JIA東海卒業設計コンクール2016
先週末、名古屋にて卒業設計の審査をしてきました。
卒業というより入学シーズンのこの時期に卒業設計?
という根底的な疑問も抱えつつですが、おそらく最後の卒業設計に対する批評の場となる審査会です。
また、今回より1次審査から作者による立ち合いがOKとなり、
受賞に至らなくても多くの批評が聞ける場となっています。
当日は、午前中にひと通り作品に目を通し、午後から作者を迎えての公開審査になります。
すでに多くの学内での審査や批評を切り抜けてきたのでしょう、
すらすらプレゼンをしてくれること、こちらの質疑に対する応対も適切で感心するばかりです。
ま〜率直な感想は、みな優秀過ぎて、小さくまとまっている。
時代背景もあるのでしょうが、こんな建築ができたら体感してみたいと思える建築は少なかったです。
それでも、優秀な作品が多く楽しませていただきました。
審査にて多くの批評を伝えましたが、何クソと思うもよし、素直に課題とするもよし、大事なのではこれからの設計活動ですので、多くの期待をしています。
では、受賞された方は2次審査でお会いできるのを楽しみにしています。
川本あ。