最近思うこと

最近いろいろな建築を見て、ディテールとは建築のために存在するのであり、建築を構成する部材が優先されると、建築とインテリアの主体のバランスをはらんでいると感じた。

以前、三重のヨネダくんの建築を見みさせていただいた時、ディテールの粗さを感じたが、体感の良さが、ディテールは些細なことだと感じたのを思い出した。

自分は、建築とは境界を再構築して新たな環境との関係性をつくっていくと考える。
そこに対して建築家が、どのような思考を描いているかに興味があり、そのためのディテールや開口を突き詰めているか、また体感に、さらなる興味を惹かれる。

※環境とは、光や風など自然環境であり、都市や人という環境であり、地球や人が構築してきた全ての事柄である。


先週末、建築を見たり、JIAのシンポジウムでも、多くの建築家の建築への思考を聞くが、自分が興味を惹かれるものは変わらない。

木村さんの「建築家はタフであること」には、ものすご〜く共感したが(笑)

対話や体験をすることで、自分自身が整理をされることが何よりの収穫。



川本あ。