唐突であるが、住宅を開くということは、家族以外の他者がいることを前提とした寛容的な住まいではないだろうか。
地方の一般的な住宅を考えると、同じ間取りをしている。
通し間の和室があり、その前に縁側があって、キッチンや居間は割と奥にある。
寄り合い＝地域の集まりや法事などを自宅で行うため、家族以外の他者を大切にした間取りとなっている。
時代と共に住宅は住み手を満足させるためだけの建築に移行してきたが、これからは、他者がいることを前提とした→友人や近所の方々、地域の関係性やコミュニティーが成り立つ建築を考えていく必要を感じている。
唐突であったが、独り言。
川本あ。
