監督病
う〜ん喉が痛い。
酒の呑み過ぎかイビキのかき過ぎか思い当たる事多数・・・
風邪の気配とともに1年に数回おこる監督病が発動しています。
※監督病=現場監督がむしょ〜にやりたくなる病気
川本あ。の人生は
現場監督5年
設計施工で5年
最近は建築家として5年やってみたが、ど〜考えても監督の相性が良い。
全国デビューしていくのなら建築家として頑張るべきだが、遠方ではじめての工務店にお願いするのはギャンブルに近い状態なので、気が進まない。
かといって、大きな公共案件がやりたいわけでもない。
9割近い案件を特命の地元工務店にお願いしていると、毎回同じ業者さんだし、監督をやっているのとほぼ変わらない。
これなら、また設計施工に戻そうかと思うが、建築家として頑張り時だと思い踏みとどまっている。
設計業のみで生計をたてているが、これだけ忙しいのに自分の給料は減る一方。
お金はっていうけれど、正直相応の対価は必要に感じることが多い。
じゃ〜建主から設計費率をあげてもらえばって思うけど、それも違うように感じるし、対価としては正当にいただいていると思う。
おそらく2000万〜3000万の住宅設計料では、建築家という職業は成り立たないことが良く分かる。
でも、住宅を考えるのはすごく好きだからこそ、良い建築をつくるための方法を考えていく必要がある。
大学もないような地方の事務所は、スタッフもめったに来ない。
だからこそ、貴重なスタッフが長い年月勤めれて、家族がもてる会社環境をつくらねばと感じることも多い。
建築家だから、修行だからというが、疑問しかない。
修行を頑張れば、こんな明るい未来が開けます・・・とも言い切れない。
でも間違いなく素晴らしい職業であるからこそ、地方で建築家として良い建築をつくっていくと同時に良い会社環境をつくる方法を真剣に模索しています。
川本あ。