銀行

先日のお話。

土地の購入前に資金計画書+仮図面を作成し、銀行の仮審査を受けるが、問題なくOK。

土地の契約を済まして、農地転用の準備に入る。
当然PLAN+融資証明が必要になるので、先にプレゼンに入る。

プレゼンも気に入っていただき、資金計画と工程表と図面をもって、融資依頼に行く。

すると、建主さんから電話があり、

建主・・・「銀行が請負契約書が必要って言っているんですが?」

川本あ。・・・「土地+建物を1本で借りるのではなく、別々に借りる場合は、必要ないはずですよ」

銀行・・・「別々で借りる場合は利息が上がりますので、このまま進める場合は、請負契約書を作成して下さい。それから半年くらいで家って出来ますよね〜」

川本あ。・・・「ハッ?」

こんなやり取りは、1度ならず、何度か経験がある。

モノゴトを順序だてて考えれば、この期間では不可能だということが分かるはず!

ですが、銀行の工程は全てメーカー基準の対応でしかない。

さすがに頭にきたが、大人の対応。

「他の銀行探します。」


せっかく土地を購入して、家創りを楽しんで欲しいのに、商品を買うような工程でないと、土地と建物を1本でローンが組めない仕組みは、少し検討して下さい! 

また、土地と建物を別々でローンを組んで金利があがるのは、仕事が遅い建築家が悪いみたいな感じはヤメて欲しいです!


この銀行だけか、ど〜かは知りませんが、時間は建築をつくる上で大切な要素ですから!


川本あ。