寸法1

建物の寸法を決めるときに、

「このバランスど〜すっか〜」とか「この寸法ど〜します〜」とよく聞かれる。

「この寸法を決めた軸がどこにあるのか」と聞き返す。

大抵、感覚・・・


あらゆる寸法を決めるには、雨仕舞、構造、使い勝手、施主、予算etc

何かの軸が存在する。

その軸を伝えるのが、図面における寸法線の在り方である。

この軸が分かっていないと、現場での追い始めがハッキリしない。

感性や感覚は、建築家が理解すればよい。

現場には、数字で伝えるべきである。

まずは、軸となる追い初めを決めよう!


川本あ。