建物の寸法を決めるときに、
「このバランスど〜すっか〜」とか「この寸法ど〜します〜」とよく聞かれる。
「この寸法を決めた軸がどこにあるのか」と聞き返す。
大抵、感覚・・・
あらゆる寸法を決めるには、雨仕舞、構造、使い勝手、施主、予算etc
何かの軸が存在する。
その軸を伝えるのが、図面における寸法線の在り方である。
この軸が分かっていないと、現場での追い始めがハッキリしない。
感性や感覚は、建築家が理解すればよい。
現場には、数字で伝えるべきである。
まずは、軸となる追い初めを決めよう!
川本あ。