伝えること

その場に身をおいて感じる感覚を大切にしている。
コンセプトやディテールは、それをつくる1つの要素にすぎない。
だから、言語化できない豊かさを追求している。


まだ、道半ばであるが、自分ができること、自分がやりたいことを確かめながら、他の建築家の意見に耳を傾けたい。
自分の評価軸をつくることが、相手に意見を伝えるための大切な要素であるから。
そうしなければ、伝える発言は一般論でしかない。


建築を伝える機会をいただいたので、こんなことを考えることが増えた。
考えると、見えてくる風景が広がり、雑誌の写真より書面が気になる。
不思議なものである。
感覚的に感じていたものを言語化することは、自分にとっては非常に難しいことである。
それは、言語化できない豊かさ追求しているから。

見れば、感じれば分かるさ!

が、心情であるが、脳をつかう日々が続きそうだ。


川本あ。