大切な言葉

最近、コンペの審査や新建築、多くの建築家と話す機会の中で

『mAさんが建築をつくる上で一貫していることは?』

・・・と、良く聞かれる。


当然、いままでも考えてこなかった訳ではないけど、自信をもって伝える言葉も見つからず、見つけることが建築の縛りにさえならいかと考えていた。

でも、これを持ちながらつくった建築と結果良かった建築、悪かった建築では、すごく差が生まれることが最近良く思うことである。


そんな中、新建築の吉岡賞の審査記事の書面で
杉下さんが、、クライアントと設計を進めていく際に、
『あまり相談しないけれどよいですか?』
いままでのmAのスタンスの中では、当然ありえない言葉だったので、
『良いのか?』
と思う反面、大切な考え方に感じた。

勝手ながらの解釈だが、杉下さんが住宅をつくる上で大切にされていることが一貫しているから、クライアントも杉下さんに任せれるのではないかと思う。
それは、建築家のエゴではなく、いままでの経験上において建築家が良いと思える空間がクライアントにとって良い空間であり、建築であるからだ。


これを読んでいるクライアントもいるため、語弊がないようにしてほしい。
要望を聞く、聞かないのでなく、自分自身が建築をつくる上で、大きな幹をもって建築に望んでいきたいと思う意思表示である。



さ〜本題である。


『mAさんが建築をつくる上で一貫していることは?』


いろいろ考えたけど、

BOLGに書き留めるより、心におき、伝えていこうと思います。

また、会った時に聞いてみて下さい。


その言葉は、難しいハードルであろうことは理解しているが、
大きな大切な言葉になるように、日々精進していきます。




川本あ。