JIA東海住宅建築賞2013

先日のJIA東海住宅建築賞2013の公開一次審査の結果が、HPで正式発表されました。

第1回目とあって応募数47作品ほどではありましたが、7作品が一次審査通過となり、その中に我がmAの「光の郭」が通過しています。

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第1回東海住宅建築賞2013
JIA TOKAI ARCHITECTURAL PRIZE FOR HOUSING PROJECTS 2013

今回mAでは、光の郭を含めて3つのプロジェクトを審査にかけました。

このようなコンペにおいては、ある意味たったひとつのプロジェクトで勝負をするも良いのですが、mAがつくるモノづくりやイエづくりに対して見据えているコトなどを、―つくり続ける―ということによって、本当に何がどう伝わるかを試すためでした。

もちろんこのコンペでは名立たる建築家の審査員による判断ですので、一般にそれらがどうかまでは分かりませんが、それぞれ3つの違うプロジェクトにも関わらず、公開討論を通じて共通点や疑問点などが議題に上がったコトは、正直、少し成果でもあり勉強にもなりました。

とはいっても、小心者としてはかなり緊張した公開審査でしたがね(苦笑)。

8月には、2次審査(現地審査)及び最終選考があるので、お施主サンのご協力も頂きながら、もう一度伝わる建築を自分自身が確かめたいと思います。



それから・・・

建築論というのは人それぞれ様々にあって良いと思うのですが、ワタシ達は有名アトリエ出身でもなく学閥もあるわけではないので、小さなきっかけから始まり、少しずついろいろなことに気づき、日々人間や環境、そして感覚を確かめながら進む・・・・・

なので、決められた枠組みなどありません。

そのような何もないと言われる静岡で何もないところからがワタシ達の始まりなので、ワタシ達らしく素直に人と建築と向き合い、社会に対して少しずつ発信していけるようにこれからも努力していきたいと思います。


川本ま。