バラバコのイエ

バラバコのイエも完成に向けてもうひとふん張り！
木造在来工法による建築の表情としてはユニークな試みをしたバラバコですが、なんとも言えない雰囲気が漂っています。

なぜか、まだ途中？！？！と聞かれ、途中じゃないんですけど･･･なにか。。。と応えることが大半(笑”)

けど、バラバコという空間体(ハコ)を不揃いに分布させていること自体与えられたルールはなく、敷地と空間の領域を曖昧にするコトで変則的な構えをし、創り手がこんな風に住んで欲しい！という与える住み方ではなく、住まい手がこんな風に住んでいこう！と考えていける、空間の余白や可能性を残した建築なのです。

設計者は、機能や器具や素材といった目に見えた工業品で詰め合わせるのではなく、目には見えない感覚を設計しなければならないと思っています。

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川本ま。