LIXIL DESIGN CONTEST

いやいや行って参りました。

当日の受賞式の会場、スケジュールを忘れて、とりあえず東京方面に出発です。
運転中、何度か覆面パトカーに会釈をして、スタッフにメールをもらって代官山の授賞式会場に到着です。
会場の前は、クラインダイサムの蔦屋書店の前、時間がないのに建物見学スタートです。

遅れるわけには行かないので、道路向かいの授賞式場に。

まずは、応募総数465点の作品から選ばれた6名の上位賞の方々による公開プレゼンテーションです。
審査員は、建築家の木下庸子氏、インテリアデザイナー内田繁氏、
建築家の西沢立衛氏、LIXILの技術開発の方です。

公開プレゼンテーションの持ち時間は、5分という短い中ですが、みなさん上手にまとめられていました。

その後は、受賞者が審査員に質問攻めにあいます。

木下さんと内田さんの夫婦漫才のような、やり取りが笑えましたが、立衛さんの的確な質問が会場を緊張に包んでいました。
やはり、今回の各受賞建築家の思考に対する質量もハンパなく、的確に応答していました。
その後、金賞1名、銀賞2名、銅賞3名が決定します。
審査員の方も言っていましたが、論点が変われば、どれも金賞になりえる作品であると、自分もそう思えました。

その後は、受賞式に移ります。

金賞は、島田陽さんの『六甲の住居』です。
川本ま。と川本あ。の中でも金賞でした。

自分達の写真は無し→残念。
誰か撮っている人がいたら、ください。

その後は、審査員の方々による考察です。


恒例のパーテーに突入です。

金賞を受賞した島田陽さんに、お祝いを言いに行ったら、
「自分達が一番目立ってるよ」
しっかり、いじられてきました。
さすが、関西の方。
建築で目立つように頑張ります(苦笑)

立衛さんとも、予め仕入れておいたプリツカー賞のギャルソン話を投下。
つかみはOKです。ナイス!ギャルソン!
次回は、建築の論議ができるように頑張ります。

広島の前田さんとも話ができ、そんな、こんなで楽しい呑み会でした。


毎度思うことですが、こういう会場に行くと、自分達の目指す先はまだまだ先にあることを痛感します。
建築として社会に何ができるのか。そんなことを日々自問自答している方々と対等に会話するだけの建築に対する質量が求められます。

日常の業務に戻りますが、今は一つ一つの建築を丁寧に創っていこうと思います。


改めて、今回の受賞作品の『zigzag』のクライントはじめ、工事に携わっていただいた方々、過去から現在、今後のクライアントの方々に感謝です。

今後も建築道を邁進していきます。




川本あ。