工程監理は割り算です 1

工事は、多くの業者さんが関わります。
1日1日の業務を足し算して1つの建築が出来上がりますが、
監督さんの現場監理においては割り算が大切になります。

竣工目標までの日程を割り算して各業者さんに振り分けていきます。
振り分けられた日程の中で作業人数を調整しながら、各業者さんが1つ1つの工程を守っていくことで良い工程=良い現場となって行きます。

経験上、長く施工をしたからといって良い建築が生まれるわけではありません。
工期がズルズル遅れる現場は、良くない傾向が多いです。

目の前の仕事を一生懸命することは、当然大切なことですが、
最終期日を見定めて、それに必要な作業人数をコントロールすることは、どのジャンルの仕事においても大切です。

忙しい時ほど、工程監理を大切にしましょう。


川本あ。