設計とは、全ての状態を読み解き、最適解を見出すことである。
しかし、それだけでは良い建築は生まれない。
最近、ある建築家が伝えていた言葉だ。
本当にそう思う。
土地・環境・要望・予算・構造・メンテンンスなどなど
それら全てを等価に扱いながら設計を進める。
しかし設計を進めていくと必ず等価ではない壁にぶつかる。
この壁は、全てのバランスを取ることで乗り越えることも可能だが、
曲がらない何かで乗り切りたいと考える。
何か･･･これを見つけている建築は、良い建築へと生まれ変わる。
心に残る建築を目指したい。
川本あ。
