構造計画

構造家の長谷川大輔さんと構造の打合せをしてきました。



『Wonderland』

敷地に対する諸条件が多い環境であったため、2階レベルまで敷地を上げることで諸条件の解消を図っています。
そのため2階の敷地=広〜〜〜いデッキがあります。
そのデッキの上に3棟の建築を構成しています。
2階部分の広いデッキと別棟で存在する建築が構造の検討材料でした。


『光の郭』

光の郭=光のコートハウスです。
一般的にコートハウスは、壁で囲いながら建築を構成していきますが、光の郭は、光で空間を囲いながら建築を構成しています。
そのため、4面の壁際に存在する天窓と水平合成の考え方が最大の論点になりました。


『コヤノスミカ』

コヤノスミカの最大の魅力は屋根を構成する小屋組みです。
逆V型の薄いパネルを連続させて空間を構成しています。
当然ながら、この逆V型パネルの構成が打合せのポイントでした。




構造をうまく紐解いていくことで、ディティールが整理でき、
ディティールが整理できると、空間や現象が引き立っていきます。
だからこそ、構造が大切なスタートなんです。


川本あ。